大麦発酵研究所
大麦発酵研究所は、発酵大麦を通じて人々の食と健康を考えています。
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発酵大麦 麦焼酎「いいちこ」の製造過程で生まれた天然素材
「発酵大麦」はおいしさと整理機能を併せ持つ天然食品素材
「発酵大麦」は、厳選された二条大麦を焼酎麹菌の酵素で分解し、さらに焼酎酵母により発酵させたエキス分を、独自の技術で精製・濃縮した天然食品素材です。
アミノ酸/ペプチド、オリゴ糖、クエン酸、ポリフェノール、ギャバなど健康維持に大切な成分が体に吸収されやすい状態で含まれています。
バランスの良い酸味と旨み
「発酵大麦エキス」は、キレの良い酸味とまろやかな旨みをバランスよく含んでいるのが特徴です。
用途や成分バランスでいくつかのタイプを用意しておりますので、多くの分野でご利用いただけます。
DATA1 発酵大麦エキス生理機能データ
脂肪肝の予防
脂肪肝の予防に関するグラフ 「ラットにオロチン酸を投与すると、肝臓から血液への脂質の分泌抑制が起こり、脂肪肝を誘発することが知られている。この脂肪肝モデルラットに発酵大麦エキスを投与した結果、用量依存的に脂肪肝生成を抑制した(発酵大麦エキス添加群では、肝臓肥大や脂肪蓄積が原因で起こる白色化も認められず、オロチン酸非投与ラットと同等の健康状態を保っていた。)本効果には、大麦を原料として麹菌と酵母の微生物代謝を経ることにより生成する成分の関与が示唆され、発酵大麦エキス分画物1%添加(乾燥重量換算)によって、完全に脂肪肝を予防できることが明らかとなっている。
<<共同研究:大分大学教育福祉科学部,九州大学病院別府先進医療センター>>
J.Brew.Soc.Japan.Vol,96,No.8,p.559-563(2001)
大分大学教育福祉科学部研究紀要,第27巻2号
(特許第3459815号,特許第3600819号)
肝炎の予防
肝炎の予防実験結果 ラットにD-ガラクトサミンを投与すると、血液生科学的所見として血清ALT及びAST値の上昇が、病理組織学的所見として肝細胞の変性・壊死が強く認められ、ヒトにおけるウィルス性肝炎に類似した顕著な肝障害が引き起こされる。この肝炎モデルラットに対して予め発酵大麦エキス添加飼料を投与した結果、有意な肝障害抑制作用が認められた(発酵大麦エキス添加群ではALT及びAST値が有意に低下し、肝臓の病理組織学的検索においては、D-ガラクトサミン投与によって肝小葉中心体に強く認められる肝細胞の変性・壊死が、発酵大麦エキス添加群では軽度に認めるのみであった。
<<共同研究:大分大学教育福祉科学部,半田市医師会健康管理センター>>
J.Brew.Soc.Japan.Vol,100,No.2,p.135-140(2005)
(特許第3600819号)
DATA2 発酵大麦エキス生理機能データ
過酸化糖質(TBARS)生成抑制
酸化ストレスの抑制の図 実験にはCrj:CD-1(ICR)マウス(雄性、5ケ月齢)を用いた。基本的組成(20%カゼイン、5%ラード含有)の飼料を与えた群を対照とし、発酵大麦エキス5%添加飼料(3ケ月間投与)が生体内過酸化脂質(TBARS)生成に及ぼす影響を調査した。
その結果、発酵大麦エキス添加群は、血漿及び肝臓中の過酸化脂質が対照群に比べて有意に低かった。本効果は、主としてグルタチオンが関与した抗酸化システムの活性化が考えられる。
<<共同研究:独立行政法人食品総合研究所、山口大学農学部>>
第12回日本脂質栄養学会(2003)
25th ISF World Congress(2003)
(特許出願中)
記憶学習脳の向上
マウスの実験結果

実験にはCrj:CD-1(ICR)マウス(雄性、16ケ月齢;老齢)を用いた。基本的組成(20%カゼイン、5%ラード含有)の飼料を与えた群を対照とし、発酵大麦エキス分画物5%添加飼料(4ケ月間投与)が記憶学習能に及ぼす影響を以下の条件で調査した。

【条件付け】
マウスを24時間絶水させた後、袋小路のない迷路の入口に入れ、出口にある水を捜させるという条件付けを行った。すべてのマウスが寄り道をしないで出口に向かうようになった。(=条件付けが終了した)後、次の本試験を行った。

【本試験】
マウスを24時間絶水させた後、袋小路が6ヶ所ある迷路に入れ、出口にある水を捜させた。同様の試験を3日おきに3回行った。
その結果、発酵大麦エキス分画物を与えたマウスは、1回目の試行に比べて2回目、3回目の試行で袋小路に迷い込む回数が少なく、ゴールへの到達時間が短くなるという結果が得られた。
<<共同研究:独立行政法人食品総合研究所>>
(特許出願中)

免疫賦活効果
免疫賦活効果のグラフ

実験にはC57BL/6マウス(雄性、3週齢)を用いた。基本的組成の飼料を与えた群を対照とし、エキス分画物0.5または1.0%添加飼料(5週間投与)が脾臓NK細胞活性に及ぼす影響を調査した。

その結果、発酵大麦エキス分画物添加群では、対照群と比較し、NK細胞活性の用量依存的な上昇が認められた。関与成分として発酵大麦アラビノキシランが示唆されている。
<<共同研究:独立行政法人産業技術総合研究所、九州大学医学部>>
(特許出願中)

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当社焼酎粕、発酵大麦に関する文献一覧
  1. 「Investigation of Growth-Stimulating Effect of shochu waste water on Lactic Acid Bacteria and Bifidobacteria(焼酎粕中に含まれる乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進因子の検討)」
    FURUTA,Y.et al.:Enzyme Engineering ・IV,276-279(1998)
  2. 「オロチン酸投与によるラット脂肪肝に対する大麦焼酎粕の抑制効果」
    望月 聡氏ら:日本醸造協会誌,96,8,559〜563(2001)
  3. 「発酵大麦ファイバーがラットの肝臓脂質蓄積に及ぼす影響」
    梅木 美樹ら:日本食物繊維研究会誌,7,2,81〜88(2003)
  4. 「ラットのD-ガラクトサミン誘発肝障害に及ぼす大麦焼酎粕の影響」
    望月 聡氏ら:日本醸造協会誌,100,2,135〜140(2005)
  5. 「酒類製造副生物がオロチン酸を投与したラットの脂肪肝に及ぼす影響」
    望月 聡氏ら:大分大学教育福祉科学部紀要,27,197〜206(2005)
  6. 「大麦焼酎の醸造工程におけるγ−アミノ酪酸及びS−アデノシルメチオニンの生成」
    外薗 英樹ら:日本醸造協会誌,100,877〜881(2005)
  7. 「大麦焼酎蒸留粕に含まれる乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進因子の探索」
    古田 吉史ら:生物工学会誌,85,4,161〜166(2007)
当社焼酎粕、発酵大麦エキスに関する学会発表一覧
  1. 「「麦酵源」の各種微生物に対する増殖促進効果」
    古田 吉史ら:日本生物工学会九州支部大会(1999.12)講演要旨集p23
  2. 「麦焼酎蒸留粕乾燥物の各種微生物に対する増殖促進効果」
    古田 吉史ら:日本農芸化学会1996年度大会(3/30〜4/2@京都)講演要旨集p115
  3. 「麦焼酎蒸留粕乾燥物に由来する乳酸菌増殖促進因子に関する研究」
    古田 吉史ら:日本生物工学会大会(1996.10)講演要旨集p136
  4. 「焼酎粕乾燥物「麦酵源」中の微生物増殖促進成分」
    古田 吉史ら:日本生物工学会九州支部大会(1996年12/14@大分)講演要旨集p14
  5. 「Investigation of Growth-Stimulating Effect of shochu waste water on Lactic Acid Bacteria and Bifidobacteria(焼酎粕中に含まれる乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進因子の検討)」
    古田 吉史ら:Enzyme Engineering ・・(国際酵素工学会)(1997.10)講演要旨集p276
  6. 「FBE粉末(バーレックス)の培養基としての検討」
    後藤 理佐ら:日本生物工学会九州支部大会(1998.12)講演要旨集p14
  7. 「Investigation of Growth-Stimulating Effect of shochu waste water on Lactic Acid Bacteria and Bifidobacteria(焼酎粕中に含まれる乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進因子の検討)」
    後藤 理佐ら:Institute Of Brewing Asia Paciffic Section(IOB-AP)(2000.3)
  8. 「発酵大麦エキスがオロチン酸ラットの脂質代謝に及ぼす影響」
    望月 聡氏ら:第53回日本栄養・食糧学会大会(1999.5)講演要旨集p53
  9. 「オロチン酸投与ラットにおける発酵大麦エキスの脂肪肝生成抑制作用」
    望月 聡氏ら:平成11年度日本醸造学会大会(1999.9)講演要旨集p22
  10. 「ガラクトサミン誘発肝障害ラットにおける発酵大麦エキスの影響」
    望月 聡氏ら:平成12年度日本醸造学会大会(2000.9)講演要旨集p23
  11. 「ガラクトサミン誘発肝障害ラットにおける大麦焼酎粕の影響」
    望月 聡氏ら:第55回日本栄養・食糧学会大会(2001.5)講演要旨集p183
  12. 「エタノール誘発慢性肝障害モデルラットにおける発酵大麦エキスの影響」
    林 圭ら:第56回日本栄養・食糧学会大会(2002.7)講演要旨集p247
  13. 「マウスの脂質代謝及び抗酸化活性に及ぼす発酵大麦エキスの影響」
    外薗 英樹ら:日本脂質栄養学会第12回大会(2003.9)講演要旨集p155
  14. 「Effect of Fermented Barley Extract on Lipid Metabolism in Mice(発酵大麦エキスのマウスにおける脂質代謝の影響)」
    外薗 英樹ら:25th World Congress and Exhibition of the International Society for Fat Research(ISF)(2003.10)講演要旨集p39
  15. 「大麦焼酎蒸留粕からの微生物用培地の開発」
    古田 吉史ら:日本農芸化学会大会(2007.3)講演要旨集p188
  16. 「発酵大麦エキスを培地として利用した大麦乳酸発酵液ギャバの開発」
    丸岡 生行ら:日本農芸化学会大会(2007.3)講演要旨集p188
  17. 「紫大麦の性状と機能性」
    井田 寛子ら:日本食品科学工学会第54回大会(2007.9)講演要旨集p130
  18. 「The attenuation effect of fermented barley extract in reducing chronic ethanol induced liver injury by increasing anti-oxidative defense.(発酵大麦エキスのアルコール肝障害抑制に対する抗酸化作用)」
    Puspo Edi Giriwonoら:日本栄養・食糧学会東北支部大会(2007.1)
  19. 「大麦焼酎の製造工程における大麦の形態ならびに成分変化」
    梅木 美紀ら:日本食物繊維学会第12回学術集会(2007.1)講演要旨集p66
講演会、セミナーでの発表
  1. 「むぎ焼酎粕は宝の山!」大森 俊郎:第12回大分高専フォーラム(2002.12.)
  2. 「21世紀・むぎ焼酎粕は宝の山」大森 俊郎:平成15年度日本生物工学会大会シンポジウム(2003.9)
  3. 「麦焼酎粕の機能性について」大森 俊郎:第19回焼酎講演会(2004.6)
  4. 「大麦焼酎製造業におけるパラダイムシフト〜産業廃棄物から機能性食品へ〜」
    大森 俊郎:第16回九州地区若手ケミカルエンジニア討論会(2005.7)
  5. 「蒸留粕の機能性」竹嶋 直樹:第2回清酒・焼酎技術セミナー(2005.9)
  6. 「発酵大麦(大麦焼酎粕)由来成分の抗腫瘍活性評価」外薗 英樹:第1回バイオ計測・診断研究会主催講演会(2006.10)
  7. 「焼酎粕の機能性と粕処理への取り組み」竹嶋 直樹:第4回九州・四川(中国)食品醸造シンポジウム(2007.9)
  8. 「大麦焼酎の製造工程におけるGABA及びS-アデノシルメチオニンの生成」
    外薗 英樹:第4回清酒・焼酎製造技術セミナー(2007.9)
トピックス、総説など
  1. 「焼酎粕の高度利用」竹嶋 直樹:生物工学会誌78,1,p17(2000)
  2. 「本格焼酎とその副産物(焼酎粕)の機能性」大森 俊郎ら:生物工学会誌,81,12,517〜520(2003)
  3. 「むぎ焼酎粕は宝の山」大森 俊郎:日本醸造協会誌99,8,398〜403(2004)
  4. 「発酵大麦ファイバーの機能とその応用」 林 圭ら:ジャパンフードサイエンス,42,1,34〜36(2003)
  5. 「発酵大麦エキスの健康パワー「虚空蔵麦酢」の開発」竹嶋 直樹:FOOD STYLE 21 9,2,53〜54(2005)
  6. 「本格焼酎とその副産物(焼酎粕)の機能性」
    外薗 英樹:『発酵・醸造食品の最新技術と機能性』CMC出版,284-291(2006)
  7. 「本格焼酎とその副産物(焼酎粕)の機能性」外薗 英樹:『醸造物の機能性』醸造協会,12-17(2007)
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